2013年5月26日日曜日

すべての民を主イエスの弟子に

2013/5/19宣教より

マタイ28:18~20/使徒言行録2:1-11

聖霊は、「炎のような舌」のように「一人一人の上に」とどまりました。この「一人一人の上に」というのが重大です。そこにいた誰一人として傍観者ではありません。一同すべてが世界伝道の担い手となって行く、それがペンテコステの出来事です。◆「家中に響いた」(2:2)というのも注目したい言葉です。聖書では時折「家」(オイコス)は「世界」(コスモス)を暗示します。聖霊の風音が「家中(オイコス中)に響いた」ということは、全世界が聖霊によって御言葉の伝道で満たされる、その福音の喜びが世界中に響き渡ることの予兆なのです。◆幸いに、私たちの教会には、世界のあちらこちらからの人々が集まっています。そしてこの教会から、世界各地に押し出されていきます。なんと素晴らしい、福音の広がりの可能性を秘めている教会だと思います◆そのために私たちは弟子となって行く訓練をしなければなりません。告げ知らせる福音の内容をよく学び、証しする言葉を整え、伝える相手に伝わる言葉を獲得して行かねばなりません。◆私は願っています。この教会の一人一人が主イエスの弟子となって福音を伝える者となることを。◆私は願っています。この教会から牧師や宣教師などの伝道者が起こされることを。そしてこの日本のキリスト教宣教の働きを担う者となっていくことを。いや、日本だけではありません。世界中です。